独特の音
ハーレーダビッドソンの魅力の1つに、独特の「音」があります。
アイドリングの時に聞こえてくるエンジン音は、すぐにハーレーのものだと分かるでしょう。
バイクのエンジン音は「ドドドド・・・」というものですが、ハーレーの音は「ドドドッ、ドドドッ」と3拍子なのです。
この心臓の鼓動にも似た独特のリズム音を生み出しているのは、ハーレーの伝統的な「Vツイン・エンジン」です。
Vツイン・エンジンとは、2つの気筒が45度、Vの字に配置されているエンジンです。
「気筒」とは、ピストンの入った筒状のエンジンパーツで、「シリンダー」とも呼ばれています。シリンダーの中のピストンが圧縮することによって、爆発し、排気されて動力となるのです。
気筒が2つある場合、1つのシリンダーが爆発している時、もう1つのシリンダーは呼気しています。
ハーレーの場合は2つのシリンダーが45度の位置に配置されているので、1つのシリンダーの中で爆発が起こると、もう1つのシリンダーの中ですぐに爆発が起こります。
この爆発のタイミングによって、ハーレー独特の3拍子の「音」が出来上がるのです。
ハーレーのエンジンの特徴は、このVツイン・エンジンと4ストローク、OHVです。
ストロークとは上下運動のことで、シリンダーの中のピストンが4回ストロークすることを意味しています。
OHVとは、「OVER HEAD VALVE(オーバーヘッドバルブ)の略で、バルブ駆動システムです。
この構造システムはとても古いものなのですが、ハーレーはこだわりを持って現在でも採用しています。
加速やスピードだけを追及するだけではなく、生き物のような加速感や独特な振動を大切にするハーレーだからこその、こだわりなのですね。